持久力を栄養面から考えてみると・・・

以上が考えられる主な原因と対策ですが、@ABのすべてが原因していることもあるでしようし、AとB の食事面が原因であることも考えられます。たんぱく質と炭水化物の両方が不足しているAとB の場合には、炭水化物を多く配合してある「バランス型」のプロテインを利用すれば、両方を同時に摂ることができます。

 

 

″持久力″を栄養補給の面から考えると、まずエネルギー補給が万全にできていることが大切です。そして、この手不ルギー補給の中心となるのは炭水化物です。したがつて、1日を通じて炭水化物を十分に摂ってエネルギー源を確保しておくこと、そして、運動前、運動中、運動後などに消化・吸収の速い炭水化物(エネルギー・ドリンク、千不ルギー・ゼリー、スポーツ・ドリンク、エネルギー補給用タブレット)などを補給することが大切です。また、カーボローディング用のエネルギー・ドリンクを使って、筋グリコーゲンの貯蔵量を高めることも持久力の向上ます。さらに、ヽ」うした炭水化物とは別に、持久的な運動を行う場合のエネルギー源として利用されるものに血中のアミノ酸があります(もちろん、血中の脂肪もエネルギー源として利用されます)。そこで最近注目されているのが、血中のアミノ酸濃度を高めておき、モ不ルギー源として利用する方法です。アミノ酸には約20種類ありますが、そのなかでも特にエネルギー源として利用されやすいのが、分岐鎖アミノ酸(ロイシン、イソロイシン、バリン)です。

 

 

したがつて、分岐鎖アミノ酸を運動する前、または運動中にも摂ることによって、エネギー供給の面から持久力の向上が期待できます。ただし、分岐鎖アミノ酸を含め、アミノ酸全体のまず第一の役割は、筋肉をはじめとする体の組織(たんぱく質が主要な材料になっているものが多い)をつくることなので、そのための補給を第一に考えておくことが大切です。

 

 

分岐鎖アミノ酸をはじめ、その他のアミノ酸がエネルギー供給用に使われすぎて、体づくりや、ホルモン、酵素など体のさまざまな機能に使われることにマイナスになってしまうことは、長期的にみれば健康にも影響が出てくるでしょうし、運動能力の低下にもつながつてきます。

 

 

種々のアミノ酸が不足すれば、練習や試合で使った筋肉の修復をはじめとして、体の回復にマイナスになります。これが毎日続いていくと、体づくりや体の回復がうまくすすまないために、運動能力が伸びなかった(長距離走では持久力が伸びなかった)ということになっている可能性があります。そうした基本(千不ルギー源としての炭水化物、体づくりの材料としてのたんぱく質を十分に摂っておくこと)をおさえたうえで、エネルギー供給をより有利にするという目的で、分岐鎖アミノ酸の含まれたサプリメントを摂ることが大切です


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