水は体内の輸送メカニズム

水分が不足すると、体はどう反応するのか水分の補給が不十分な場合、体は次の3つの方法で対応しようとします。@血漿(血液)の量を減らす。A間質液(細胞間の水分)の量を減らす。B細胞液(細胞内の水分)の量を減らす。筋肉の収縮には何種ものミネラル(たとえば、ナトリウムとカリウムなど)の微妙な相互関係がかかわっていますo体内の水分が不足すると、そうした電解質(電荷をもったミネラルで、筋肉や心臓の働きにかかわる)の濃度に影響がおよび、筋肉のけいれんなどが起こることにもなります。また、体熱の発散が難しくなり、心臓に負がかかることになります。体内の水の役割大きな体をつくっているのは「筋肉」だけではありません。筋肉のなかには、実は大量の「水」が含まれ、たとえば大きく発達した上腕二頭筋も、その重量の∞%は水分なのです。

 

また、水は、栄養素の取り込み、代謝産物の排出、ターゲットとする組織へのホルモンの分泌といった体内の「輸送メカニズム」を担う重要な役割を果たしています。さらに、筋肉の収縮によって発生した熱を体の表面に運び、発汗によって体を冷やすという体温調節も、体内で水が果たす重要な役割です。

 

 

水分が足りているかは尿の色で判定

水分を十分に摂っているかどうかは、尿の色で判定できます。薄い黄色でほぼ無色に近ければ大丈夫ですが、濃い色や、匂いが強い場合は、水分が不足している可能性があります。一般的にいって、1日に最低22は水を飲むべきで、ハードな運動を行う場合などは、さらに必要量が増します。水分が不足すると体に重大な影響が出ることはいうまでもありませんが、少し不足している場合でも、疲れを感じたり、体調が悪くなり、パフォーマンスにも影響がおよびます。運動の前には水をどれくらい飲むべきか?運動をしなくても、皮膚と肺をとおして体からは常に水分が失われていますが(1日に約12)、運動を行えば、発汗と呼吸の増加によって、さらに失われる量は増えます。水分補給で注意しなければならない重要なポイントの一つが、「のどの渇きを感じてから飲むのでは遅い」ということです。この時点ではすでに脱水は始まっており、水を飲んでも、失われた水分の3分の2程度しか補給できないとされています。 一般に、運動すると体重の2?6%の水分が失われるので(条件によってはそれ以上)、水分補給は非常に重要です。次の時間帯をおさえ、適切に水分を補給するようにすべきです。・0運動を始める30分前¨獅祀くらいの水を飲む。


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